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九州教区宣教のあゆみ




第2部 インタヴュー




  教区の互助について聞く 元常置委員、互助委員 大久保正夫

1990年5月29日 採録 山城 順

〔この項については個別研究「6,互助」の資料を参照、  頁〕

□問い 山城 順 ■答 大久保正夫

□謝儀基準が始まって現在まで、互助の謝儀補償を受ける教会の一覧表を作成する予定です。伺いたい事は互助資金の事と考え方も随分変わったのではないかということで、互助の精神の流れについてです。

■信徒会の事ですが最初、1960年の9月に謝儀の調査をしました。年表にはのっていません。その後教団でもそして四国でも始めました。

□どこかから依頼がありましたか。

■信徒会の事業としてです。教会に謝儀の調査依頼をしました。その結果何とかお助けしなければならないと考え、初めはまず牧師のほうから3パーセントぐらいを出す。それは牧師が出すというより信徒会のほうから教会が自分達が出すということですが、牧師がまず出すという形をとってアピールしょうとしていました。教区総会の前の、教師修養会と信徒修養会が別でしたので、私が説明にいく事にしていたのですが、村上治牧師が教師研修会でみんな3パーセントだそうではないかと話をされたので、みんなから反対を受けて駄目になりました。それで私は行く用事がなくなったのです。

その金は各教会でだそうではないか。そこから始めたらいいと思ったのですが、それが駄目になってしまって、その後、教区でやるようにしました。1961年に教区の互助の事業としてやることが決まりました。信徒会では応援する方に回り、主体になって先にやる必要はないということで、信徒会の事業としては打ち切ったのです。

その後、互助の規則が出来るのは1969年11月の常置委員会で決議していますから、長くかかっています。

(教区規則互助規則)。

その間だいぶ時間がたって、話し合いが進んだと思いますが、詳しい事情はよく分かりません。そして1972年の教区総会で案が承認されています。ですから、実際に動きだしたのは1972年からということです。

@最初の目的は教会で困っている牧師をお助けするということでした。

A無牧教会に牧師を迎えるという時、迎えるためにも、使われるようになったのも事実です。

B私が言っていたのは現在の教会をお助けするという目的ですが、場所によっては牧師をお迎えすることがぜひ必要だという所には応援しなければならない。しかし、どこでもということは目的からはずれはしないかと考えました。

□それ以前はどうですか。

■61年に教師謝儀の援助はは教区でやるから、ということで信徒会としては終わっています。

□基準がでたのは、1977年とあります。

■教師謝儀最低基準は、それだけ出せばよいという考えがあって、基準ができ、それが災いすることもありました。最低出しておけばよいという受けとめかたがなされたのです。説明が行き渡らなかったこともあります。

退職金の場合も積み立てておきなさいということがうっかりすると10年20年となってくると前の積立は少なくなっています。ときどき積立金を考えて補っていく事を指導していかないと積み立てたものがたいした金額にならなかった、それすら教会では知らないところが多いです。牧師もみんなに通信を見せないで、そういう結果がでていると思います。

■互助の事はそれくらいです。教師厚生費特別会計の方はまったく私の方でやったものです。

□それはどういう名目に使われるものですか。教育貸出金という勘定がありますが、貸与ですか。

■それは@病気療養費の補助とか、A聖日礼拝の講師を招く補助とか、B人事部において適当と認めたものとあります。(厚生費特別会計規則)

佐賀教会の本田清一牧師が門司教会に行かれたとき、佐渡の佐藤喬牧師が見えることになりました。佐渡から東京に来られて東京で倒れられたのです。東京でだいぶん休んで、病気のまま佐賀にこられ、佐賀では休んでおられたのです。その時私は伝道部でした、佐賀教会をお助けしなければならないということで、近くから先生をお願いして一月に一人または二人行っていただこうといって頼んだのです。

□佐藤喬氏は1956年から1959年の間佐賀教会に在任となっています。

■伝道部の資金で旅費などをまかなっていました。これを荒川文六氏が提案して厚生費規則に書かれたのです(1965.7.13制定)。そして、厚生費は負担金が10万円のところはいくらという負担金割の簡単な表をつくりました。

□それは地区制がない時でしたか、地区制ができると地区でどうするかという話になってくると思いますが。

■そうです。また熊本地区で天草平安教会の牧師が病気をされました。熊本から天草に行くのには片道で2千円はかかります。あの時丁度互助献金のことで地区委員長会がありましたが、地区委員長の福田実氏がそのことを訴えておられましたが、帰ってから電話しまして厚生費というのはそのためのものだからお使いくださいと申しました。

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